IPL脱毛とは

2018-02-22 16:00:00

 近年、ブームとなっている美容脱毛。


「ムダ毛が生えにくくなる」


「ツルスベ状態をキープできる」


ということで、女性を中心に大人気です。


そしてその美容脱毛の中でも、特によく行われている施術が、IPL脱毛です。

IPL脱毛とは、光脱毛の一種です。

インテンスパルスライトという光を使います。


具体的に、どのような脱毛方法なのでしょうか?

ここではIPL脱毛の仕組みや効果、メリットやデメリットについてご紹介します。


IPL脱毛の仕組み


インテンスパルスライトは、拡散するタイプの光です。

照射すると広範囲が明るくなり、熱で温められます。


この熱を利用して毛乳頭を弱らせる施術が、IPL脱毛です。


毛乳頭は主にたんぱく質でできているので、熱すると凝固します。

固まれば、その毛乳頭からはムダ毛は生えにくくなります。

さらに、既に生えているムダ毛は抜け落ちます。


「抜ける+再生を防ぐ」

ということで、インテンスパルスライトは、美容脱毛に効果的とされているわけです。


しかも、広範囲に熱を与えるわけですから、脱毛の効果範囲も広めです。

背中などの大きな部位でも、IPL脱毛なら施術がスピーディに進みます。

ワキなどの比較的狭い部位なら、数分程度で終わりますよ。

この手軽さも、IPL脱毛の魅力のひとつです。


お肌に優しい脱毛方法


またIPL脱毛は、お肌に優しいという点からも注目されています。


なぜなら、与える熱が少なめだからです。


光が広範囲に広がれば、熱も当然分散されますよね。

そのためインテンスパルスライトは、一箇所を極端に強く熱することがありません。

しかも照射時間は、ほんの一瞬です。

その分安全性が高く、火傷のリスクもほぼゼロです。


中には、お肌がとてもデリケートで、少し熱しただけでも荒れてしまう人もいます。

また、照射中に痛みを感じる人もいます。


しかしご安心を。

IPL脱毛では、照射パワーを調節できます。

デリケートなお肌には低めのレベルで照射されるため、ひどく荒れる心配はまずありません。

痛みもほとんどなく、あったとしても、ゴムをぱちんと軽く弾く程度のものです。


IPL脱毛のデメリット


このように効果的で安全なIPL脱毛ですが、デメリットがないわけではありません。

それは、「施術回数が多め」という点です。


IPL脱毛は、広範囲をマイルドな熱で温める脱毛方法です。

そのため、一点を集中的に熱するレーザー脱毛と比べると、どうしても毛乳頭への影響が少なめになります。


だからこそ安全なのですが、その分効果の出方もゆっくりです。

毛乳頭を十分に弱らせるまで、照射を繰り返さなければなりません。

「安全=手間がかかる」ということですね。


具体的な施術回数は、照射レベルや個々の毛質によります。

多くの場合は、6回ほどで満足できる効果が出てくるようです。


ただし毛乳頭は、弱らせてもだんだんと回復していきます。

そのため6回の施術後も、ムダ毛は少しずつ再生します。


これを防ぐためには、より多くの施術で、しっかりと毛乳頭を弱らせる必要があります。

これも個人差がありますが、一般的には12回以上の施術で、ツルスベなお肌を長くキープしやすくなりますよ。


さらにIPL脱毛では、施術を続けているうちに、美肌効果も出てきます。

具体的には、熱の影響で引き締まって、キメが細かくなります。

また毛穴も小さくなるため、ブツブツとした隆起や黒ずみが目立ちにくくなります。


この効果を考えると、施術回数が多いというIPL脱毛のデメリットは、むしろメリットになると言えますね。


まとめ


IPL脱毛は、数ある美容脱毛方法の中でも特に人気です。


人気の主な理由は、この3つです。

・ムダ毛が生えにくくなる

・一度に広範囲を脱毛できる

・マイルドな熱なので、お肌に優しい


一方、デメリットもあります。

施術回数が多めで、少なくとも6回、より高い効果を得るためには12回は必要になるという点です。


ただし、施術のたびにお肌が引き締まり、キメが細かくなっていきますよ。