美人は皆やっている入浴方法とは?

2018-09-04 11:00:00

 お風呂に入るとどんな気分になりますか?

身体が温まったり清潔になるだけでなく、気持ちもリフレッシュしますよね。

疲れて帰ってきた日はお風呂に入るのも面倒だったりしますが、入ってしまえば心も身体も温められて結果的に「入って良かったなぁ」と思うことも多いのではないのでしょうか。

では、この入浴で心も身体も癒されることによって起きる美肌効果について考えていきましょう。


シャワーではなく、お風呂!


忙しい日や暑い日が続くとお風呂に入る気がなくなりついシャワーで済ましてしまいがちですよね?

とくに暑い日はお風呂のお湯の熱さもあり、シャワーで身体の汗や汚れが落ちればその方がスッキリすると思っていませんか?

実はシャワーよりお風呂に入った方が汚れが落ちるのです。

シャワーでは肌の表面の汗や汚れは落とせますが、毛穴のなかの汚れまでは落ちません。

風呂に入ることによって毛穴が開いて汗やホコリが浮かび上がってくるのです。

この方法は擦らなくても自然に汚れをオフできる方法なので、シャワーのようにスポンジでゴシゴシと擦って肌を痛めることもありません。


またその他にも匂いの除去や癒し効果による睡眠の質アップなどにも効果があり、疲れた日はこの睡眠の質は重要になってきます。


美肌をつくる癒しホルモン


お風呂に入ると誰もがゆったりと癒される気分になりますよね。

これはお風呂に浸かることによって「オキシトシン」が分泌されるからです。

オキシトシンは出産の際に子宮を収縮させたり母乳を分泌させる効果がありますが、気持ちを安心させてくれたり穏やかで幸せな気分にさせる効果もあるのです。

オキシトシンは別名「幸せホルモン」や「ほれ薬」とも言われているほど、周囲にも安心感や信頼感を与えるのです。

このオキシトシンの分泌によって質の良い睡眠に必要な「メラトニン」がつくられます。

そのため細胞が活性化して老化の原因となる物質の除去などの効果も期待できるのです。


また、リラックス効果を高めるために温度はゆったりと入っていられるぬるめのお湯にしましょう。

カラーセラピーに基づく色の考え方では、心が最も落ち着くとされる浴室の色は青系ですが、手軽に使える入浴剤から始めでも効果はあります。

お風呂の照明も明るすぎず少し暗めの方がリラックス効果が得やすいです。


お風呂の注意点

お風呂には心と身体に良いことが沢山ありますが、お風呂に入るタイミングややり過ぎには注意が必要です。

お風呂を有効に使うためにも知っておきましょう。


【朝風呂?それとも夜風呂?】

お風呂に入るタイミングとしては食事の前後、飲酒後、激しい運動の直後、体調をくずしているときなどを避ければいつお風呂に入っても良い効果が得られます。

質の良い睡眠をとりたいのなら夜寝る前の1時間前に入浴すると身体が睡眠モードに入ります。

朝起きてやや熱めのお風呂に入ると脳のスイッチが入って、出掛けるまえに頭がリフレッシュされます。


【お風呂に浸かる時間】

また、お湯に浸かる時間は最低で5分~10分間です。

少し温いかな?と感じるお湯に5分以上使っているとだんだん身体から汗が滲んでくるのですが、これは身体が芯から温まっている証拠です。

でも脱水にならないために入浴前には水分を摂っておきましょうね。


【湯上がりの保湿】

お風呂からでたら、まず先にすることは「保湿」です。

水を飲んだり髪をふいたりのんびりしてる間にも肌の水分はどんどん奪われていきます。

とくに湯上がりは水分が奪われやすいので、早めの保湿を心がけてください。

保湿するタイミングが遅く乾燥が進んだ状態で就寝すると、睡眠時に背中やお腹が乾燥で痒くなることがあります。

顔だけでなく全身に保湿をして、身体のバリア機能を維持させましょう。


お風呂による美肌効果は皮膚の清潔を保つだけでなく、ホルモンを分泌させて美肌に導く効果もあります。

また質の良い睡眠は美肌にも重要な役割があるので、ぜひ毎日のお風呂の効果を上手く利用して美肌をつくっていきましょう。