美容整形を受けた後のアフターケア

2018-06-22 11:00:00

 最近では、プチ整形と呼ばれるメスを使用しない美容整形が人気となっています。その理由の1つとして、ダウンタイムの短さが挙げられます。このように、ダウンタイムが短いことから、ちょっとした休日に美容整形を受けられるようになってきました。そのため、今では、エステ感覚の延長に美容整形があると考えている人もおり、かなり手軽なものへとなってきました。しかし、美容整形は少なからず正常な顔や身体に傷を付ける行為に変わりはありません。軽い考えで美容整形を行い、その後のアフターケアを怠ると、思い通りのイメージにならないことだってあります。

そこで今回は、美容整形(今回は、美容整形の中でも人気のある埋没法)を受けた後のアフターケアについて紹介します。


◇美容整形後のダウンタイムとは

ダウンタイムとは、施術をしてから施術跡や腫れなどが回復するまでの期間のことを指します。

美容整形は施術の内容にもよりますが、施術後に腫れやむくみが起きたり、麻酔による腫れ・内出血を引き起こしたりすることが多くあります。このような施術後の症状によって、日常生活での活動が制限される場合もあります。個人によって感じ方や症状が直るまでの期間はばらつきがありますが、一般的に施術前と同様に生活が出来るまでの回復期間のことを表しています。


◇埋没法での二重形成によるダウンタイム

二重施術(埋没法)とは、髪の毛よりも細い専用の糸を用いて、まぶたの瞼板に2~4カ所結びつけ、二重のラインを作るという施術法です。

美容整形外科の中でも、患者の数はかなり多く、埋没法を得意とする美容整形外科もあるほどです。次の日から化粧が出来たり、コンタクトの使用が許可されたりする病院もありますが、実際のところ、どの病院で施術を受けたとしても早くて3日程、遅くければ2週間程目立った腫れが続きます。そのため、埋没法のダウンタイムは一般的に3日~2週間といえるでしょう。もちろん病院によって使用する専用糸が違ったり、縫合の仕方が異なったりするため、腫れを少なくしたい方は病院選びやしっかりとしたカウンセリングが必要になってきます。


◇埋没法におけるダウンタイムの過ごし方

先程、埋没法の施術におけるダウンタイムは3日~2週間程度であることを紹介しました。そこで、続いてダウンタイムの過ごし方について紹介します。

腫れや内出血がよく出るのは最初の1週間程度と言われています。そのため、この1週間の過ごし方が大切になってきます。


まず、前提として、目を極力使わない様に心掛けましょう。これにより、ダウンタイムがある程度抑えられます。もし、ダウンタイム中に激しく動いたり、目を酷使したりたりすると、腫れが悪化してしまい、その後腫れが引くのに長い時間がかかってしまいます。


続いて、気をつけるべきことを2点紹介します。

①目の周りを冷やす

施術を行った後は、身体が傷を認識し、まぶたに熱を持つようになります。熱を持っていると炎症を起こしやすくなるため、目の周りを冷やすことで対応しましょう。


しかし、患部に触れてしまうことはあまり良くないので、患部の周りの目の下やこめかみ当たりを冷やすのがいいでしょう。


②アイメイクをしない

こちらは、患部に触れないことを前提としています。顔の中でもまぶたは皮膚が薄く敏感な部位となっています。そのため、摩擦により、腫れがひどくなってしまうことがあるので、腫れをごまかしたいという気持ちはあるでしょうが、腫れがある程度引くまでは、アイメイクをしないことを心掛けましょう。


◇まとめ

このようにダウンタイムの過ごし方によって、腫れの期間が短くなることも長くなることもあります。早く元通りの生活になるためにも、ある程度ゆったりと出来る時間を確保して美容整形を行うようにしましょう。