つぼ押しで女性の不調をケアしよう

2018-07-14 14:00:00

 女性は多くの不調の悩みを抱えています。

冷えや生理痛からくる頭痛やイライラによって肌までもトラブルを引き起こすこともあります。

現代女性は忙しくて身体の不調や肌トラブルになっても、なかなか病院やサロンに行く時間がありません。

そんな忙しい女性のためにいつでもどこでもケアできるつぼ押しの方法をご紹介しましょう。


自分でできるつぼ押しの方法


【冷え】

足には冷えに速効性のあるつぼがあるので、まずこのつぼを押すことで身体全体が温まり冷え性を解消します。


1.つぼを探す

「衝陽」・・・足の甲の人差し指と中指の骨が交差する部分の手前にある脈を打つ窪みです。

「湧泉」・・・足の裏の人差し指と中指の骨の間にある窪んでいるところです。


2.つぼを押す

手の親指の腹で「衝陽」を押します。

指の腹を当てて優しく押しながらゆっくりと5回ほどまわします。

反対側も同様に行います。

両手の親指を重ねるようにして指の腹を使って「湧泉」を押します。

指を優しく押しながらゆっくりと5回ほどまわします。

反対側も同様に行います。


【イライラ】

精神的なストレスでイライラが始まると気がうまく流れなくなります。

これが日常的になると自律神経が乱れて肌荒れや顔色が悪くなることもあります。

美容にも影響を与えてしまう前に、イライラを解消させましょう。


1.つぼを探す

「太衝」・・・足の甲の親指と人差し指の骨が交わる箇所の手前に窪みがあるところです。

親指と人差し指を指で辿っていって、ちょうど止まるところです。

「大敦」・・・足の親指の生え際で、人差し指側のにあたるところです。

「労宮」・・・手のひらの上で薬指を折り曲げたときに、中指と薬指の腹があたるところです。


2.つぼを押す

親指の腹を「太衝」に当てて指の腹を当てます。

優しく押しながらゆっくりと5回ほど回します。

反対側も同じように行います。

手の親指と人差し指で足の親指を挟むようにしながら親指の腹で「大敦」に当てます。

指で優しく当てたまま、ゆっくりと5回ほど回します。

反対側も同様に行います。

親指の腹を「労宮」にあてて優しく押しながらゆっくり5回ほど回します。

反対側の同様に行います。


【月経痛】

月に1度来る憂鬱な痛みですね。

月経痛はストレスや冷えによって月経痛の痛みは起こりやすいと言われています。

症状を改善するつぼ押しで、憂鬱な痛みも吹き飛ばしましょう。


1.つぼを探す

「三陰交」・・・内くるぶしの中央から指4本分上にあたる場所で、すねの骨の後ろ側の縁です。

「血海」・・・膝の皿の内側で上の端から指3本分上です。

「次りょう」・・・脊髄の下側である尾骨の上にある仙骨の中央から左右にやや外側にある少し窪んでいるところです。


2.つぼを押す

親指の腹を「三陰交」または「血海」に当てます。

指の腹を当てたまま優しく押しながらゆっくり5回ほど回します。

反対側も同様に行います。

両手も親指の腹を「次りょう」に当てます。

優しく押しながらゆっくりと5回ほど回します。


【片頭痛】

片頭痛は女性に多い頭痛です。

緊張性頭痛と違って血行を促してしまうと痛みが悪化するので、血行促進するマッサージは控えてつぼを押すことで対処しましょう。


1.つぼを探す

「頭維」・・・額の角にあたる場所、髪の生え際部分です。

「合谷」・・・手の甲の親指と人差し指の骨が交差する手前の窪み部分です。

「足竅陰」・・・足の薬指の外側にある爪の生え際部分です。


2.つぼを押す

両手で拳をつくって親指の腹をこめかみに当てて、人差し指と中指の第二関節を「頭維」に当ててグーッと5回ほど押します。

親指の腹でもう一方の手のひらを挟むようにして「合谷」に親指の腹を当てます。

優しく押しながらゆっくり5回ほど回します。

反対側も同じように行います。

手の人差し指と親指で挟むようにして親指の腹を「足竅陰」に当ててグーッと5回くらい押し増す。

反対側も同様に行います。


残業の後に慌てて整体やサロンに行くよりも自宅でリラックスした音楽や香りを楽しみながらゆったりとケアできたら、毎日身体も肌も調子が良くなりそうですよね。

つぼ押しは速効性があるので外出先や仕事でもちょっと「つらくなってきたかな?」と思ったらすぐにケアできるのも便利です。

自分自身に効くつぼの場所を知っておいて日常生活に役立てましょう!