夏が来る前からしたい紫外線対策

2018-03-25 14:00:00

お花見シーズンも終わって新緑の季節がやってきましたね。連休からバーベキューや潮干狩りなどこれからはレジャーシーズン到来です。

外で楽しむ機会が多くなるこれからの季節、紫外線対策はしていますか?
夏はまだ先?たまに暑い日があるだけ?それでも今の時期から紫外線はしっかり降り注いでいます。夏が来る前の今の時期からしっかりと紫外線対策をしていきましょう。

紫外線てなに?なぜ対策が必要なの?

この時期になると女性はみんな紫外線を嫌って様々な方法で対策をしますよね。
ではなぜ紫外線対策が必要なのでしょう。

紫外線(UV)にはA派とB派があります。日焼け止めでいうとA派がPA、B派がSPFにあたるのですが、A派は浴びると肌の真皮まで入り込み肌内のコラーゲンやヒアルロン酸を破壊します。
これがハリを失い、シワ、たるみ、毛穴の開きの原因になるのです。
またB派を浴びるといわゆる火傷と同じで肌に炎症ができて肌が赤くなります。

紫外線は5月~7・8月がピークといわれていますが、B派のように肌の炎症が見えるのではなく、A派のような目に見えない紫外線はとくに注意が必要です。
紫外線を浴び続けると老化した活性酸素とメラニン色素が多く発生し、それが蓄積されることで後にシミとして残る原因になります。
紫外線グッズを使うのは梅雨明けからと思う人も多いと思いますが、ぜひ梅雨前からしっかり紫外線を防いでいきましょう。

意外と知らない!?紫外線を吸収する食べ物があった!

これから暑くなる時期、どんな朝食をとっていますか?

暑いと朝から食欲もわかないし健康を考えたらさっぱりとした柑橘系のフルーツで栄養をとるのが良い!という考えの方も少なくないですよね。
その柑橘系フルーツのなかにも紫外線対策にとって悪影響なものもあるんです!
原因は「ソラレン」という成分ですが、柑橘系フルーツなどに含まれていて朝食に摂取すると紫外線を吸収しやすくします。
朝食に多く摂取してそのまま紫外線を浴びてしまうと肌にダメージが起こり、かゆみやシミ・そばかすの原因にまでなってしまうので注意が必要です。
野菜にもソラレンが多く含まれるものがあるので、朝食のサンドイッチやサラダなどにも気をつけましょう。
「ソラレン」を多く含む柑橘系フルーツはレモン、オレンジ、グレープフルーツなどです。夏の朝食こそ登場しそうな食材ばかりなので知っておくといいですね。
野菜類はキュウリ、パセリ、セロリ、小松菜、春菊、ニンジンなどになりますので、日中にレジャーなどで紫外線に浴びる予定の方は避けておきましょう。
ただ、ソラレンの効果は8時間ほどなのでそれらの食材を摂るなら夜に食べるとビタミンCの良い効果が期待できます。

身体の内側から紫外線を予防する食べ物とは?

紫外線を吸収してしまう注意したい食べ物を紹介しましたが、ではしっかりと紫外線を予防してくれる食べ物とは何でしょうか?
紫外線から肌を守り、ダメージを受けた肌を美肌に導いてくれるのがビタミンCです。
このビタミンCは紫外線を浴びた肌がシミの原因となるメラニン色素の成分を阻害する働きがあります。
また、肌の老化の原因になる活性酸素の働きを抑制する効果で肌荒れやシミ・シワの原因を防ぐほか、美肌に欠かせないコラーゲンの生成を働きかけてくれるのでとても大事な成分です。
先ほどのソラレンを含む食べ物は朝食には向いていませんが、なかにはソラレンを含まない食べ物もあるので朝食の場合はソラレンの有無をしっかり確認しておきましょう。
ソラレンを含まない食べ物は赤ピーマン、黄ピーマン、芽キャベツ、ケール、ピーマン、ゴーヤ、柿などです。
ビタミンCを含む食べ物は何でも健康に良いと思ってましたが、摂取する時間帯によって色々な効果が発揮されてしまうので上手に活用しましょう。

アイテムを使った紫外線対策

紫外線対策アイテムはいくつかありますよね。日焼け止め、日傘、帽子、サングラス、アームカバー、UVウェアなど様々なものがあります。

ではそのアイテムは正しく使えていますか?
最近の日焼け止めは肌あたりが良くできているので白残りしなかったり、つけた感じが残らなくできています。
日焼けどめはたっぷりと塗ることが大切で、1度塗って乾いたらもう一度塗ることでしっかりと効果が発揮されます。
また、日焼け止めは塗ると肌に吸収されていくので出掛ける約30分前に塗っておきましょう。
そして、去年の日焼け止めが残っているからといって翌年も使うのはやめてください。
まだ使えるように見えても中身は開封すると酸化が進んでしまっているので、使うと肌に刺激を受けることがあります。

また、サングラスなどの色は濃いものより薄い色を選ぶ方がいいです。
濃い色のサングラスは見えづらいので瞳孔が開いてしまい紫外線が眼球の奥まで入ってきてしまいます。
でも、薄い色のサングラスは瞳孔が開きにくいので紫外線が眼球の奥まで入ってきづらくなるので安心です。

また、紫外線はガラスも通すので屋内にいても紫外線を浴びていると思ってください。
とはいっても屋内のレストランのなかで日傘やサングラスなどはさすがに付けたままではいけませんよね。
ただ紫外線を浴びていることを知っているのと知らないのでは全然違います。
なるべく紫外線の当たらない席を選んだり、来ていたUVカーディガンは脱がないでおくなど小さな気遣いで紫外線は回避できることも沢山あります。

紫外線の影響は年々積み重ねられて、忘れた頃に肌にシミやたるみとして現れます。
早い時期からこまめな紫外線対策を心がけて夏の楽しいイベントにも美肌で挑みましょう!