2018-01-23 09:00:00
ふと髪型を結ぼうと髪をかきあげたとき。
髪の分け目を変えてみたとき。
耳に髪をかけたとき。
気づきませんか!?白髪が増えていることに!!
「前はこんな場所には生えてなかった!」「確かに生えてたけどこんな増えてなかった!」
そんなことってありますよね。
白髪はあなたの想定範囲を越えて気づかないうちにどんどん増えています。
これ以上増やさないためにも、白髪にストップをかけましょう!
なぜ白髪になってしまうの?
10代20代では黒髪が当たり前だったのに、いつからか白髪率が増えていきますよね。
仕事のストレスや年齢とともに増える場合もあれば妊娠・出産の度に増えるという方もいます。
では白髪はどうして増えてしまうのでしょうか?
もともと黒髪は毛根にメラノサイトという細胞があります。
そのメラノサイトが活性化されることでメラニン色素が増えて黒髪になります。
メラノサイトが減ると色が薄くなり、ゼロになると白髪しか生えてこないといわれています。
自分の髪をみているとまれに途中から白髪だったり、また黒髪に戻ってたりする髪の毛があります。
それはなんらかの理由で途中でメラノサイトが休止や不調を起こし、回復したりを繰り返すことで現れます。
理由としてはストレス、乱れた食生活、タバコ、過度な飲酒、運動不足などがあげられます。
白髪は見つけたら抜く?抜かない?
白髪を見つけてしまうとあまりのショックに、つい抜いてしまったことはありませんか?
抜くと増えるという噂も聞いたことはありますが、白髪を抜くのはNGです!
上記の通り、白髪の原因は毛根の細胞によるものなので細胞が改善させないかぎり、また白髪となって生えてきます。
また、無理矢理に抜いたことで毛根が傷つき髪が生えてこなくなる可能性も!?
もし黒髪に戻る可能性がある毛根を抜いたことで、その部分がハゲてしまったら大変なことです。
白髪を見つけたらくれぐれも抜かずに、黒髪復活に向けて冷静に対処しましょう。
白髪を予防する方法はあるの?
白髪をすぐに黒髪にする方法はカラーリングで解決できますが、また白髪が生えてきてしまうなら根本の解決にはなりません。
これ以上白髪を増やさないためにしっかりと予防をしていきましょう。
【睡眠】
日常生活にありがちですが、寝る前のスマホはNGです。もちろんパソコンもですが、画面から生じるブルーライトが大切な睡眠を妨げます。
せっかく身体に良いものを食べても睡眠でしっかり身体が回復しなければ無駄になってしまいます。
また睡眠前の生姜の摂取や頭皮マッサージは効果的で、血行をよくすることで髪や頭皮に栄養を届けます。
【ストレス】
ストレスも白髪が増える原因となります。
妊娠・出産で白髪が増える方はホルモンバランスや栄養が赤ちゃんにとられる為という原因もありますが、育児中のストレスなどで白髪が一気に増えてしまう方もいます。
また、仕事でも30代からは責任のある仕事についたり、上司と後輩の板挟み世代でもあるのでストレス抱えている方も多いはずです。
日頃から心をケアするヒーリングヨガや発散できるスポーツのほかにも趣味に打ち込んでストレスを発散する方法を知っておくといいですね。
【紫外線】
紫外線によって活性酸素が発生し、頭皮の老化に繋がります。
この老化は髪の色素を黒くするメラノサイトの働きも弱めてしまい、白髪の原因になります。
頭皮から吸収される紫外線の量を減らす為にも、帽子や日傘で紫外線対策をしましょう。
黒髪をつくる食べ物とは?
まず白髪を減らし黒髪をつくるには、黒髪に必要な細胞の元気を取り戻し、栄養を与えてしっかりと働くようにサポートすることが大事です。
では黒髪に良い食べ物とはどんなものでしょうか?
髪を黒くするメラノサイトには「チロシン」を摂取することで活性化されます。
チロシンはアミノ酸なのでタンパク質に含まれています。
食物でいうとチーズや大豆には多く含まれており、ビタミンB6や葉酸と一緒にとることでチロシンの吸収を高めます。
またチロシンが吸収されるまでには7時間~8時間かかるので夜寝るまえに摂取し、紫外線の当たらない睡眠中に吸収してもらうのが効果的です。
とくに白髪に効果的な食べ物は黒ごまです。
黒ごまにはアンチエイジングにも効果的なビタミンB1のほかビタミンB2、タンパク質、銅、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維が豊富に含まれている栄養の宝庫です。
抗酸化作用が豊富で髪の老化にも役立つので白髪の予防だけでなく抜け毛も防ぎます。
黒髪に良い食べ物を摂取するだけでなく、しっかりと良質な睡眠をとって成長ホルモンをUPさせることも大事です。
白髪が黒髪に戻る可能性は十分にありますので、慌てて抜かずに髪と頭皮をしっかりケアしていつまでも美しい黒髪を保っていきましょう!