光脱毛中の自己処理について

2018-03-11 16:00:00

 光脱毛は、1回の施術で終わるものではありません。

個人差がありますが、12~24回となることが多いようです。

ペースは約2ヶ月おきです。


施術回数が進むにつれて、ムダ毛は再生しにくくなります。

逆に言えば、最初のうちはかなりムダ毛が再生するということ。


そのため、脱毛中には自己処理が必要です。

次の施術まで、約2ヶ月もムダ毛を放置しておくわけにもいきませんものね。


ただし光脱毛中は、普段以上に気をつけて自己処理しなければなりません。

具体的に、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?


毛周期の乱れに注意

光脱毛中の自己処理で、最も気をつけなければならない点は、

「毛周期を乱れさせないこと」

です。


光脱毛は、毛周期に合わせて行われます。

具体的には、


施術

毛乳頭が弱って、休止期に入る

約2ヶ月かけて毛乳頭が復活し、成長期に入る

次の施術


このようなサイクルで行われるのです。


重要なのは、

「休止期が終わって、成長期に入ったタイミングで施術すること」

です。

そのため、施術のペースが約2ヶ月おきなのですね。


ところが、その2ヶ月の間に誤った方法で自己処理をすると、この毛周期が乱れてしまいます。

復活しかけていた毛乳頭が、自己処理により再び休止期のスタート地点に戻ってしまうのです。


これでは、休止期の状態で次の施術を迎えることになりますよね。

休止期の毛乳頭に施術しても、脱毛効果は出ません。


そのため光脱毛中の自己処理は、毛周期を乱れさせない方法で行う必要があるのです。


このような自己処理はNG!


特にNGとされる自己処理は、ピンセットなどでムダ毛を抜くことです。

毛乳頭ごと引き抜くことになるので、必ず休止期に戻ってしまいます。


脱毛クリームを使うこともNG。

ムダ毛を溶かす成分が、皮下にも多少浸透するからです。


浸透すれば、毛乳頭はいくらかダメージを受けます。

すると、やはり毛周期が乱れてしまいますよ。


また、カミソリの使用も控えた方が良いとされています。

カミソリの場合、毛乳頭には直接ダメージを与えません。

しかし、ムダ毛の状態が悪くなる可能性があるのです。


具体的には、剃った断面が尖り、埋没毛となることがあります。

埋没毛は、自己処理ではもちろん、光脱毛でも除去することは困難です。

お肌のターンオーバーで自然に出てくることを待つしかありません。


さらにカミソリの場合、深剃りによりお肌が傷つくこともあります。

傷があると、治るまではその部分での光脱毛はできなくなりますよ。


正しい自己処理方法は?


では一体どのような方法なら、うまく自己処理できるのでしょうか?


おすすめは、シェーバーで剃ることです。

シェーバーを使うと、肌表面から出てきたムダ毛のみを剃ることができます。

毛乳頭にはほとんど影響を与えないため、毛周期は守られます。


しかもカミソリと比べると、埋没毛や深剃りの可能性が低く、安全です。

さらに手軽に使用できる分、剃り残しの心配もさほどありません。

シェーバーにはメリットがとても多いですね。


また、美容面や衛生面で気にならない人は、あえてムダ毛を放置しておくことも手ですよ。

この場合、毛周期は確実に守られます。

ある意味、最も安全な方法と言えます。

ただし長いムダ毛は施術の妨げになるので、施術の前日にはきちんと処理しておいてくださいね。


まとめ

光脱毛は完了するまでの期間が長く、その間はムダ毛を自己処理することが必要です。

ただし、方法には気をつけてください。

特にNGとされているのは、

・ピンセットで抜く

・脱毛クリームで溶かす

・カミソリで剃る

この3つです。

いずれも、毛周期の乱れを招く自己処理方法。

次回の施術で、脱毛効果が出にくくなりますよ。

そのため自己処理には、安全なシェーバーを使ってくださいね。

毛周期を守りながら、ムダ毛を適度に除去できますよ。