ホクロがあっても脱毛可能?

2018-02-27 16:00:00

 光脱毛は、お肌に光を浴びせるだけという、とても安全な脱毛方法です。

痛みや肌荒れが少ないということで評判です。

ところが、あるものがお肌にあると、リスクが一気に高まってしまいます。

何かというと…。


実は、ホクロです。

お肌のところどころにある、黒く小さなホクロ。

これが、光脱毛では邪魔になってしまうのです。

どうしてホクロがあると危険なのでしょうか?

ホクロがある人は、脱毛できないのでしょうか?

答えは、この先を読むことで分かりますよ。


なぜホクロは危険?

光脱毛で使われるインテンスパルスライトは、ムダ毛の中にあるメラニン色素に熱を与えます。

メラニン色素が多いムダ毛ほど、高熱でスムーズに破壊されます。

そして実はホクロにも、多くのメラニン色素が含まれています。

そのため施術範囲内にホクロがあると、ムダ毛と一緒にホクロも強く熱されます。

当然お肌には痛みが走りますし、火傷を負ってしまうこともあります。

ちなみに、シミもメラニン色素の塊です。

ホクロほど色濃くありませんが、それでもある程度熱の影響を受けます。

「じゃあ、ホクロやシミが多い人は、安全に光脱毛はできないの?」

というと、実はそうでもありません。

色濃い部分が強い熱を受けるわけですから、そこに光を照射しなければ安全です。


たとえば、

・ホクロやシミを避けて光を照射する

・ホクロやシミに保護テープを貼る

こういった工夫によって、問題はなくなります。

施術前にスタッフにお願いすれば、必ずどちらかの方法で対処してもらえるので安心ですよ。


光脱毛以外の場合

ホクロなどが多い人は、光脱毛以外を選ぶことも、ひとつの手です。

光の熱が問題なのですから、光を使わない脱毛方法なら安全ですよね。

たとえば、ニードル脱毛。

これは、毛穴の中に細い針を入れ、電気を流して毛乳頭を熱するという脱毛方法です。

光ではなく電気の熱なので、ホクロやシミがあっても大丈夫ですよ。

また、SSC脱毛やSHR脱毛もおすすめです。

どちらも光を使いますが、インテンスパルスライトと異なり、黒い部分にダメージを与えるタイプの光ではありません。

SSC脱毛では、抑毛ジェルをお肌に浸透させるための光が。

SHR脱毛では、毛を成長させるバルジ領域の働きを抑える光が使われます。

お肌が軽く温まる程度なので、火傷のリスクはありません。


色黒の人や脱色している人は?


中には、日焼けなどでお肌の広範囲が色濃い人もいますよね。

ホクロやシミは、お肌のごく一部の問題です。

そのため保護テープで覆えば、光脱毛が可能です。

しかし日焼けとなると、そうもいきません。

範囲が広い分、保護テープでは対処しきれません。

また、ムダ毛を脱色している人も注意が必要です。

脱色とは、毛を漂白して、メラニン色素を除去すること。

メラニン色素が少ないムダ毛には、光脱毛の光は反応しません。

つまり、脱毛効果が出にくいということです。

こういった色黒の人や、ムダ毛の色が薄い人にも、先述したニードル脱毛やSSC脱毛、SHR脱毛がおすすめです。

お肌の色やムダ毛の色に左右されない、効果の安定した脱毛ができますよ。

逆に、色白でムダ毛の色が濃い人には、光脱毛が断然おすすめです。

お肌に光の影響をほとんど与えることなく、ムダ毛をスッキリと除去できます。


まとめ

光脱毛では、ホクロやシミが多い人、色黒の人は気をつけましょう。

ムダ毛と一緒に、お肌が強く熱されてしまうからです。

また脱色している人も、気をつけてください。

ムダ毛の色が薄いと、高熱が与えられず、脱毛効果が出にくいからです。

こういった人には、以下の方法がおすすめです。


・ホクロやシミが多い場合

保護テープを貼って光脱毛


・色黒の人や脱色している人

光の熱を使わない脱毛方法を選ぶ

(ニードル脱毛、SSC脱毛、SHR脱毛など)


これらにより、安全に効果的に脱毛できるようになります。