食べ物で基礎代謝量アップ

2018-05-11 14:00:00

【食べ物で基礎代謝量アップ】

基礎代謝量は、毎日の食事の内容で変化します。

・代謝を促す食べ物

・体を温める食べ物

これらを積極的に食事に取り入れていれば、基礎代謝量は増えていきます。

すると脂肪燃焼が進み、体はどんどんスリムに!


逆に、基礎代謝量を減らしてしまう食べ物もありますよ。

それを多く食べていると、脂肪燃焼が進みにくくなります。

肥満に一直線…ということですね。


そのためダイエット中の人は、基礎代謝量を増やす食べ物を毎日しっかりと食べてくださいね。

それだけで、ダイエットの効率は大幅に違ってきますよ。


■代謝を促す食べ物


具体的に、何を食べれば良いのでしょうか。

まずは、代謝を促す食べ物からご紹介します。


代謝とは、食事で得た栄養分をエネルギーとして使うことです。

代表的な栄養分は、この3つ。

・糖質

・脂質

・たんぱく質

いわゆる、三大栄養素ですね。


これらの代謝は、主にビタミンB群によって行われます。

つまり代謝を促すには、ビタミンB群を摂取すれば良いということです。

特に、以下の4種類のビタミンBの摂取を心がけましょう。


・ビタミンB1

糖質の代謝を促します。

多く含む食材=豚肉、うなぎ、大豆など


・ビタミンB2

脂質の代謝を促します。

多く含む食材=レバー、うなぎ、乳製品など。


・ビタミンB6

たんぱく質の代謝を促します。

多く含む食材=にんにく、レバー、カツオなど。


・ビタミンB12

たんぱく質の代謝を促します。

多く含む食材=卵、イワシ、カキなど。


どのビタミンBも、基礎代謝量を増やすには必要不可欠。

スタミナアップ効果もあるので、運動によるダイエットとの相性も良いですよ。


■体を温める食べ物


体の冷えは、基礎代謝量を減らします。

冷えると血管が収縮して、血液が流れにくくなるからです。


血液は栄養分を全身に運んでいますから、血行が悪くなると、全身の栄養状態が悪くなります。

これにより、

「エネルギー不足 → 代謝不良」

となるわけです。


そのため、基礎代謝量を増やすには体を温めることが大事!

そして実は体温は、以下の食べ物で意外と簡単に上げることができます。


・生姜

生姜に含まれているジンゲロールには、血管を広げる作用があります。

これにより多くの血液が流れるようになれば、体は温まりますし、消費エネルギー量は増えますよ。


・唐辛子

唐辛子には、カプサイシンが含まれています。

摂取するとアドレナリンが働き、体温が上昇したりエネルギー代謝が進んだりします。


・にんにく

にんにくに含まれるアリシンは、血液をサラサラにします。

脂肪燃焼のサポートもするので、代謝アップには理想的!


体温を高めるために、これらの食材はぜひ積極的に食卓に取り入れましょう。

そのものを食べなくても、


・すりおろした生姜をおかずに添える

・七味唐辛子をおかずにかける

・味付けに、刻んだにんにくを使う


こういった方法でも良いですよ。


■基礎代謝量を減らす食べ物

逆に、体を冷やす食べ物を食べると、基礎代謝量は減ってしまいます。

特に、以下の食べ物には注意が必要ですよ。


・トマト

・きゅうり

・白菜

・オレンジ

・パイナップル


これらには、体内の余分な水分を排出するカリウムが多く含まれています。

水分が減れば、それだけ血液はドロドロとして流れにくくなります。

その結果、体温が下がってしまうわけですね。


ただし、全く食べてはいけないというわけではありません。

これらの野菜や果物には、代謝を促すビタミンB群も含まれています。

またトマトには、脂肪燃焼を助けるリコピンもたっぷり!


そのため、カリウムを過剰摂取しない程度には食べてくださいね。

いくら好物だったとしても、まとめて大量に食べないように注意しましょう。


■まとめ


基礎代謝量は、食事に工夫することでも増えます。


・代謝を促すビタミンB群

・体を温める成分(ジンゲロール、カプサイシン、アリシン)


これらを、できるだけ毎日の食事に取り入れるようにしましょう。


また、カリウムは体温を下げてしまいます。

基礎代謝量を減らさないために、カリウムの過剰摂取には気をつけてください。