原因別にある!?シミができる理由とは

2018-07-22 15:00:00

 シミひとつない肌は女性の憧れですよね。

紫外線の強い時期になると女性は帽子にサングラスなど紫外線対策に必死です。

でもどんなに頑張っても、シミは突然顔に現れることがあります。

シミの原因は紫外線だけではないことを知っていますか?

様々なシミの原因を一緒に考えていきましょう。


シミができる仕組みとは?


紫外線に当たると皮膚はメラニン色素を生成して肌を守ろうとします。

このメラニンは少しずつ肌の表面へ移動していき、代謝によって剥がれ落ちるのが普通です。

この代謝が上手くいかないと肌の表面に滞在したままになり、シミとして色素が残ってしまうのです。


紫外線にはUV-AとUV-Bがあり、それぞれ肌への影響は異なります。

UV-Aは肌の奥にある真皮まで届いてシワやたるみなどの老化の原因をつくります。

UV-B は肌の表皮に強く影響を与えてシミやそばかすの原因をつくります。

夏の紫外線が強い時期にスポーツをよくする方はこのUV-Bの影響によってシミが出やすいと考えられます。


紫外線以外のシミの原因


シミといえば紫外線ですが、紫外線以外にもシミが現れる原因があるのです。

原因によって対処法や摂るべき食材が異なるので、知っておきましょう。


【ストレス】

シミが出やすい箇所・・・頬骨あたりから頬の中心、額のあたり

ストレスで肝機能が低下したりホルモンの分泌が減ってくると、顔にシミが現れることがあります。

まずはフェイスケアよりも身体を休めることを優先してください。

抗ストレス作用のある食材、ビタミンCを含むキウイやトマトなどが効果的です。


【内蔵】

シミが出やすい箇所・・・頬骨から外側にかけて、眉間のあたり

腎機能の低下によって頬骨から外側にかけてシミができたり、肝機能の低下によって眉間のあたりにシミができたりします。

鼻筋にできるシミは宿便が原因であることもあります。

タウリンやたこを食べることで肝臓の働きを強めることができますが、気になる場合は病院で相談することも必要です。


【ホルモンバランス】

シミが出やすい箇所・・・眉の上、目のまわり

女性ホルモンが乱れてくると眉の上あたりにシミができやすくなります。

子宮系の働きが弱まると目のまわりに黒ずみが現れることがあるので注意が必要です。

食材ではナッツ類がホルモンバランスを整え、豆腐や納豆にはイソフラボンが含まれていて女性ホルモンに似た働きをすると言われています。


【自律神経】

シミが出やすい箇所・・・鼻の下、唇の下

自律神経が乱れると口の周りにシミができやすくなります。

あさり、しじみ、さんま、牡蠣などの魚介類はビタミンB2を含んでいるので自律神経の乱れを整える作用があります。


シミになりやすい肌チェック


日常生活の習慣によってシミになりやすい方とそうでない方がいます。

肌チェックをしてみて該当する方は日常生活を見直していてはいかかですか?


1.日中に紫外線に当たる機会が多い

2.精神的ストレスが多い

3.ホルモンバランスが乱れやすい

4.たばこを吸う

5.コーヒーが好き

6.アルコールが好き

7.水はあまり飲まない

8.果物や緑黄色野菜は食べない

9.角質ケアをしていない

10.外出時にメイクをしない


シミのスペシャルケア


シミができても諦めてはいけません。

エステやサロンでシミ取りをする前に、自宅で入念にケアしてみましょう。


コットンに普段使っている化粧水を付けてパックします。

肌が柔らかくなって浸透しやすくなったところで、美白効果のある化粧水で同じくコットンパックをします。

繰り返しパックを行うので肌がべたつかないか不安になりますが、紫外線を浴びた肌の奥は乾燥していてカラカラの状態です。

しっかりと浸透しやすい肌環境をつくってあげてから、美白ケアをすることで肌の奥まで成分が行き渡ります。

シミの色素が強いときはこの手順の後にさらにビタミンC誘導体入りの美容液にコットンで部分パックをしてあげると効果的です。

速効性はありませんが、続けると徐々にシミは薄くなっていきます。


シミの原因は紫外線であることが多いですが、しっかりとケアをしていてもシミが増える場合は身体の内側のケアをしてみてください。

紫外線によるシミは身体の外側の肌ケアを行えば薄くなりますが、シミの原因が内側の場合は内側のケアが必要になります。

シミの原因を見極めて正しいケアを行いましょう!