脱毛前のシェービング

2018-03-06 16:00:00

 脱毛サロンや脱毛クリニックでは、ほとんどの場合、事前のシェービングが求められます。

施術までに、ムダ毛を自己処理しておくように言われるのです。


どうして、脱毛前にはシェービングが必要なのでしょうか?

ムダ毛が残っていると、どうなるのでしょう?

また、うまくシェービングするには、どうすれば良いのでしょう?


今回は、脱毛前のシェービングの理由やコツについて、お話ししますね。


シェービングが必要な理由


脱毛前にシェービングが求められるのは、ムダ毛があると、施術がスムーズに進まないからです。


脱毛では、ムダ毛の根元に光を浴びせたり、冷却ジェルや抑毛ジェルを塗ったりします。

しかしムダ毛がモジャモジャしていると、光は根元にうまく届きませんよね。

ジェルをお肌に塗り広げることも、一苦労です。


もちろん、効果も薄れます。

まず、光が届かないのですから、ムダ毛は抜けません。

冷却ジェルでお肌をうまく冷やせないので、施術後には肌荒れが起こりやすくなります。

抑毛ジェルも浸透しないので、ムダ毛はどんどん再生します。


これでは、何のために脱毛したのかわかりません。

そのため脱毛サロンでもクリニックでも、事前にシェービングをするようになっているわけです。


もちろん、丁寧にシェービングする必要がありますよ。

1本も残さないように、きっちりと仕上げてください。


シェービングしないと、どうなる?


もしも、中途半端なシェービングで脱毛サロンやクリニックに行ったら、どうなるでしょうか?


基本的には、シェービングできている部分のみの施術となります。

ムダ毛が残っている部分は、施術されないということです。


あまりにも多くムダ毛が残っている場合は、施術自体がキャンセルになることも!

これは、さすがに残念ですよね。


中には、シェービングをしてくれるサロンやクリニックもあります。

しかしこの場合、たいてい有料となります。

手間暇がかかる分、料金が1000円ほど加算されることが多いのです。


また、専用のシェーバーを購入することで、シェービングしてもらえることもあります。

どちらにしても、お金がかかるわけです。


キャンセルや金銭負担を回避するためにも、脱毛前には自力でしっかりとシェービングをしておきましょうね。


うまくシェービングするには?


では、サロンやクリニックでOKをもらえるシェービングをするには、どうすれば良いのでしょうか?

コツをご説明します。


①脱毛の1~2日前に


シェービングをするとお肌が荒れやすくなるので、脱毛当日はおすすめできません。

できるだけ前日までに済ませて、お肌を休ませてから脱毛に臨みましょう。


②洗った後がベスト


ぬるま湯で洗い流してからだと、シェービングしやすいですよ。

お湯の温もりで、ムダ毛がやわらかくなります。


③シェーバーとシェービング剤を使う


カミソリよりもシェーバーを。

石鹸やボディソープよりも、シェービング剤を使いましょう。

お肌へのダメージが少なめになります。


④ムダ毛の流れに合わせる


ムダ毛が生えている方向へと剃るとスムーズです。

流れに逆らって剃ると、お肌がダメージを受けやすくなります。


⑤深剃りはNG


ムダ毛を残さないために、お肌スレスレまで剃ると、お肌が傷ついてしまいます。

2ミリ以下の長さにすれば十分ですよ。


⑥仕上げの保湿ケアを忘れずに


シェービング後は、お肌が乾燥しやすくなります。

そのままだと肌質の低下から脱毛効果が出にくくなるので、ローションなどで保湿ケアをしましょうね。


まとめ


脱毛前には、シェービングをすることが大事です。

なぜなら、


・長いムダ毛があると、脱毛効果が出にくい

・冷却ジェルや抑毛ジェルの効果も出にくい

・施術がキャンセルになることもある

・シェービングで追加料金が発生することもある


こういったデメリットがあるからです。


そのため施術の1~2日には、必ずシェービングでムダ毛を2ミリ以下にしてください。

ぬるま湯で洗った後に、シェイバーとシェービング剤とを使うとスムーズですよ。

剃った後は保湿ケアをしましょうね。