紫外線を浴びたらすぐできるセルフケア

2018-08-26 11:00:00

 紫外線は1年中浴びるといいますが、とくに春から盛夏にかけて紫外線は強くなります。

この時期は海やバーベキューなどイベントも多く、肌のコンディションもずっと良好でいて欲しいですよね!

どんなに紫外線対策をしていても、どうしても紫外線を沢山浴びてしまう日もあります。

そんな日は自宅でゆっくり過ごしながらセルフケアをしましょう。


日焼けの仕組み


紫外線にはUV-A波とUV-B波があり、UV-Bは肌が赤くなる日焼けで炎症を起こします。

この炎症によってメラニンを過剰に発生させてシミ・色素沈着の原因となります。

長い間紫外線に晒されることで起きるので「レジャー紫外線」といわれています。


UV-Aは肌の奥まで届き、紫外線に当たってすぐは影響がないように見えますが肌の内部にあるハリや弾力を担うコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する細胞を壊してシワやたるみの原因になります。

この紫外線はガラスも通り抜けるので、室内であってもどこにいても一日中紫外線に晒されていると考えて良いでしょう。

この紫外線を「生活紫外線」と言われています。


自宅でできるセルフケア


紫外線をたっぷりと浴びた日は自宅に帰って身体を休めながら、自宅でしっかりと肌をケアしてあげましょう。


【クールダウン】

日焼けした肌は長時間の紫外線によって炎症を起こしている状態です。

軽い火傷のようになっている肌は非常にデリケートなので急に美白化粧水などをつけるのではなく、水圧の弱いシャワーや濡れタオルを当てながら優しくクールダウンさせてあげましょう。

シャワーの場合は身体全体を冷やしてしまうと良くないので、日焼けした箇所のにを冷やすようにしてください。


【水分補給】

紫外線に浴びると身体は予想以上に肌が乾燥状態になります。

暑さで出る汗以外にも水分は必要とされるので、水分補給をしっかりと行いましょう。

スポーツドリンクなど塩分やミネラルが入っているドリンクもおすすめです。


【保湿】

肌にはやはり保湿が一番です。

炎症がひどすぎて水ぶくれなどが見られる場合は、化粧水などをあまり塗らずに皮膚科で診てもらうことをおすすめします。

普通の日焼けの場合はクールダウンをしたあとに、しっかりと保湿をします。

ヒリヒリと痛む場合は無理はせずに、敏感肌用の化粧水などを使うと刺激が少なくて使いやすいです。

美白化粧水など刺激の強いものはヒリヒリ感が増す場合があるので避けてくださいね。


日焼けに効く!食材とは?


スキンケアに加えて食材からも紫外線による肌の影響を食い止めることができます。


コーヒー、緑茶、紅茶にはポリフェノールが入っており、肌の老化の原因となる酸化を防いで美肌に貢献してくれます。

また、緑茶にはメラニンの過剰発生を抑える働きをするビタミンCも入っています。

こまめに補給しやすい飲み物は水分補給も同時にできますし、コンビニでも手に入る手軽さなので、日焼けが気になった時にはすぐ補給しましょう。


日焼けに効く食べ物といえば抗酸化作用の高い食材です。

トマトに含まれるリコピンは老化防止の作用があり、脂溶性なのでオリーブオイルで炒めて食べると老化に効果的なビタミンA、Eも一緒に摂取できるので一石二鳥です。

トマト、ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜も抗酸化作用があるので、温野菜やグラタンに入れて献立に組み込みましょう。

またナッツ類、アボカド、大豆、ゴマは老化防止に効果的なのでオリーブオイルを混ぜたサラダにして食べると効率よく摂取できますよ。


肌は紫外線によって老化やトラブルが増えてしまいますが、毎日正しくケアをすることでダメージを最小限に抑えることができます。

エステやサロンに通わなくても自宅でできるセルフケアならコスパも良く続けやすいですね。

保湿、食事、睡眠の3つをしっかり行うことで肌再生と体力回復に繋がります。

レジャーやイベントで紫外線を浴びた日は自宅でゆっくりケアをして肌と身体を休ませてあげたら、次回のイベントにもきっと美肌で楽しむことができますね!