まだ間に合う!たるみ毛穴の改善方法

2018-08-29 11:00:00

 暑い時期になると、気になるのが毛穴の目立ちですね。

ファンデーションのノリも悪く、化粧崩れもしやすくなります。

でも毛穴ケアをしているのに、なかなか綺麗にならない毛穴ってありませんか?

もしかしたらその毛穴は「たるみ毛穴」かもしれません。

「たるみ毛穴」になってしまったら、どうやってケアをしたら良いのでしょうか?


どうやって「たるみ毛穴」ってわかるの?


毛穴の開きの原因はいくつかあります。

毛穴が目だったときは毛穴引き締め効果のある基礎化粧品などでケアをしますが「たるみ毛穴」の場合はそれだけでは改善されません。

たるみ毛穴の特徴は「最近たるみも気になる」「毛穴の開き方が涙型である」「毛穴と毛穴が繋がってきている」です。

普通の毛穴の開きと違うところは鼻の横から毛穴が目立ち始め、顔を上に引っ張ると毛穴が目立たなくなることです。

たるみ毛穴は加齢による「たるみ」と「毛穴の開き」が重なったもので、原因が加齢であればエイジングケアをしないと解消されません。

「コレってたるみ毛穴かも!?」と思ったらすぐにエイジングケアを始めましょう。


たるみ毛穴の原因


年齢を追っている方でもたるみ毛穴になっていない方がいます。

それは「たるみ」の事実があっても毛穴が目立たない肌という場合です。

たるみ毛穴になる方は加齢による「たるみ」によって今まで開いていた毛穴が「たるみ毛穴」として目立ってしまったという場合になります。

そのため「たるみ毛穴」解消には毛穴対策とたるみ対策が必要になるのです。


肌には私たちが普段見えている肌(表皮)の下に真皮という組織があります。

真皮ではコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの肌を作るのに大切な成分があり、この成分が充分に働いてハリと弾力のある皮膚が作られていれば「たるみ毛穴」にはなりません。

でも加齢によってこの成分が減少していき、質が低下すると「たるみ」を作ってしまいます。

また紫外線ダメージも角質細胞や真皮にダメージを与えます。

毛穴にある角質が紫外線を浴びることによって酸化してしまい、黒ずみ毛穴に発展します。

今まで目立っていなかった毛穴も「たるみ毛穴」として目立たせる原因になってしまうのです。


たるみ毛穴の改善法


「たるみ」と「毛穴」を分けてそれぞれケアすることで「たるみ毛穴」は改善されやすくなります。

では改善方法について考えていきましょう。


【たるみ対策】


1.睡眠

肌のターンオーバーは睡眠時間中にもっとも多く働きます。

とくに眠ってから3時間は肌のゴールデンタイムとも呼ばれていて大事な時間帯になります。

充分な睡眠時間と質の良い睡眠をとるために、寝る前のスキンケアやストレッチで血行を促したり温めたりしましょう。


2.食事

肌の再生や身体を作る全ては、私たちの食べ物から出来ています。

抗酸化作用の効果がある食事を摂ってエイジングケアをしましょう。

ニンジン、トマト、ほうれん草、アボカド、カボチャなどの緑黄色野菜のほかに、肉や魚などの良質なタンパク質もしっかりと食事に取り入れましょう。


3.紫外線

紫外線による光老化によって「たるみ毛穴」の原因になります。

紫外線によって肌は日焼けのダメージだけでなく乾燥も起こしてしまうのです。

サングラスや日焼け止めの紫外線対策以外に、夜にしっかりと保湿をすることも大切です。


【毛穴対策】


1.保湿

毛穴の目立ちは乾燥が原因の場合も多いです。

梅雨や夏の暑い時期でもしっかりと保湿を繰り返していると毛穴の開きは改善されます。

保湿によるハリや弾力のおかげで毛穴は引き締まるので、保湿を欠かさないようにしましょう。


2.角栓ケア

毛穴の中の角質が固まってしまうと角栓になります。

放置しておくと角栓が黒く酸化してしまい、黒ずみ毛穴の原因になってしまいます。

角栓は無理矢理除去すると悪化するので、ホットタオルなどで角栓を浮き立たせてから洗顔で優しく除去することが大切です。


3.洗顔

洗顔料が自分自身の肌質に合っていないと乾燥を招いてしまいます。

またクレンジングの刺激が強かったり、洗い残しがあると肌のダメージだけでなく毛穴詰まりの原因になるので洗顔選びと洗い方を正しく行いましょう。


「たるみ毛穴」に速効性のあるケア方法はありませんが「たるみ対策」と「毛穴対策」を正しく行うことで「たるみ毛穴の改善」に繋がります。

夏が来て暑さが増すと皮脂の過剰分泌なども起こり、毛穴の開きの原因になるので今のうちにしっかりと対策をして「たるみ毛穴」と無縁の肌を目指しましょう!