自分と周りをHAPPYにさせる香りのつけ方

2018-02-02 13:00:00

ふとした動きに合わせて振り撒かれる香り。
自分のお気に入りの香りをまとっていられたら1日じゅうHAPPYでいられますよね。
でもその香りはあなたの周りの人もHAPPYにさせる香りですか?
香りにもマナーがありますので、くれぐれも「香害」なんて言われないようにしたいですね。
香らせ上手になって「この人はいつもいい香りがする!」と思われるような大人の女性になりましょう!

香りの性質

香りは数ある中から自分の好みの香りを選んでつけることができる、ファッションと同じようなものです。
自分のなりたいイメージを表すことができる香りについて知っておくべきことは何でしょう?

【香りの流れ】
香りは基本的に下から上に向かって香ってゆくので、ちょうど香ってきたときに心地よいとされる付け方が大切です。
顔や鼻に近い場所につけるのは向いていません。

【嗅覚の慣れ】
普段から濃度が高い香りをつけていると本人はその香りに慣れてしまいます。
もしかしたら、周りから「この人いつも香りがきついかも!?」って思われてるかもしれませんので気をつけましょう。

【嗅覚は敏感】
自分の好きな香りは毎日香っていても心地が良いものです。
でも、香りは人によって好き嫌いがあるものです。
とくに人は嫌いな香りには敏感に反応して嫌悪感を抱いてしまいます。
嫌いな香りだと思う人にとってはいたたまれない香りになる可能性があります。

【温度の高さ】
香りは温度が高い方がよく香ります。
とくに香水などは身体の脈を打っている箇所(手首、ひじ、ひざの内側、耳の後ろ)につけることでよく香ります。
柔軟剤なども汗をかいたり、体温が上がることでよく香ることがあります。

香りにも、マナーがある!

香りは自分好みの香りを一日中まとっていられるものですが、その香りにもマナーがあります。
どんなに良い香りでも振り撒いてはいけない時があるのです。
知っておかないと非常識な人になってしまうので気をつけましょう。

【仕事場】
香水は濃度が高いので、香る時間が少なかったり濃度が低いオーデコロンなどがお勧めです。
香りの種類もあまりに甘すぎる香りは避けて、シトラスやグリーンなど周囲に気を配った爽やかな香りが良いです。

【食事会】
日常的にひとりで食べる時や友人とランチくらいなら問題ありませんが、とくに香りと食材本来の香りを楽しむような日本食やお茶会のような場所では配慮が必要です。
香りをつけるとしても最小限にとどめて、香りの調節をしましょう。

【病院やお葬式】
病院で過ごす方々は香りをつけることがない環境で、むしろ香りに敏感なくらいなので過度な香水はふさわしくありません。
自分が思っているよりもっと周りは香りに気づいているかもしれません。
お葬式など悲しみの席では不謹慎になりかねないので配慮しましょう。

正しい香りの付け方とは?

まず、香りをつける前にプライベートで自分だけの好きな時間以外は香りの調節を考えましょう。
香りをつけたときも、少し足りないかも!?くらいの量がむしろ適量です。
香りは体温が上がると強く香るので、多めにつけてしまうと後で後悔してしまいます。
つける量が分からないときは、外出する30分~1時間前に少しつけて様子をみましょう。
足りないようなら少しだけ足して量を調節します。

柔軟剤なども毎日の洗濯で使っているとは思いますが、人に借りたタオルやハンカチなどを洗濯して返すときなども要注意です。
なるべくなら柔軟剤は使わず自然なままで返却するのが一番良いです。

香りを身体につける場合は手首、ひじ・ひざの裏・耳の後ろ、足首などが効果的です。
香りが混ざると悪臭になることもあるので、基本的には清潔な身体につけます。
脇の下や汗のかきやすい場所は香りが変化してしまうのでおすすめしません。
喉まわりの皮膚は敏感なのでつけるのを避けましょう。

香りはつける場所やタイミングなどによって、周りに良い香りとなるときもあれば不快感を与えるときもあります。
気を付けておきたいことは自分の香りは自分が思っているよりも周りに香りが振り撒かれているということです。
マナーを守って、どんなときでも素敵でいられる女性になりましょう!