洗顔料の正しい選び方

2018-06-20 11:00:00

 みなさんは洗顔料を選ぶ時にどんなことを重視して選びますか?

価格・内容・ブランドなど様々ですね。

では、選んだその洗顔料は自分自身に本当にベストな洗顔料なのでしょうか?

スキンケアは洗顔からという言葉があるように、洗顔の選択で肌に与える影響は意外と大きいのです。

自分自身に本当に合う洗顔料を一緒に考えていきましょう!


洗顔の役割とは?


少なくても毎日2回は行う洗顔ですが、ちゃんと役割を意識しながら洗顔をしていますか?

私たちの顔には一日仕事や家事で忙しくしている間に溜まった皮脂や、外から付いてきた埃や排気ガスなど目に見えないゴミが沢山溜まっています。

それを洗顔によって一気に綺麗に落とします。

この小さなゴミや皮脂が毛穴に詰まったままでは、毛穴詰まりや化粧水が浸透せずに肌荒れの原因となってしまいます。

老廃物が溜まり続けると、皮脂の酸化が進んでしまい肌の老化によるシワやたるみの原因となるので注意が必要です。


ただメイクや顔の油を落とすだけではなく洗顔からスキンケアが始まっていると考えて、洗顔料も化粧水や他のスキンケアアイテムと同じように考えてみましょう。


洗顔料の種類と特徴


【洗顔フォーム】

チューブに洗顔料が入っているタイプで、使っている方が一番多い洗顔料といえます。

肌別や特徴別に種類が豊富でテクスチャーが柔らかいので泡立てもし易いです。

最近は泡で出てくるタイプも人気で、泡立てる時間が省けるので朝の忙しい時間にも役立っています。

洗顔フォームはスクラブが入っているものもあるので、敏感肌や吹き出物が気になる方は使わない方が良いです。

種類が多いだけに、内容をきちんと確認してから選びましょう。


【洗顔ジェル】

洗顔フォームより柔らかいテクスチャーなので泡立てし易いタイプです。

その分つくった泡がへたれやすいですが、顔全体に馴染ませやすいのが特徴です。

ジェルはメイクにも馴染ませ易いので、メイク落としと洗顔の併用でも使い易いです。

洗浄力も高くさっぱりとした洗い上がりなので夏の時期の時期だけでなく、脂性肌や男性にもおすすめです。


【固形石鹸】

テクスチャーが固くてそのままでは泡立てにくいのですが、泡立てネットを使うとしっかりとへたれない泡がつくれます。

洗浄力は弱めですが、無添加タイプの石鹸にも固形石鹸が多く使われています。

肌には負担が少ないタイプなので、敏感肌におすすめです。

水分を含むと溶けてしまうので、保管場所に注意が必要です。


肌のタイプ別で洗顔を選ぶ

洗顔を選ぶときに自分の肌質に合った洗顔料を選びたいですよね。

肌質によって肌が求めているものは様々なので、しっかり見極めて選びましょう。


【脂性肌】

別名「オイリー肌」とも言われています。

皮脂の分泌が過剰になってしまい、顔の皮脂でテカりの原因となります。

脂性肌の方には洗浄力が高めの洗顔料がおすすめです。

過剰分泌された皮脂を洗い流し肌を清潔に保ってくれることで、余分な皮脂が毛穴に詰まってしまうなどの肌トラブルも避けられます。


【インナードライ肌】

「脂性肌だと思ったらインナードライ肌だった!」という方も少なくありません。

表面上は脂性に見えるので洗浄力の高いものを使いがちですが、インナードライ肌は肌の内部が実は乾燥肌の状態になっています。

洗浄力が高すぎると必要な皮脂がさらに奪われて、肌トラブルを起こしてしまいますので皮脂を落としすぎない保湿成分を含んだ洗顔料を選ぶことが大切です。


【乾燥肌】

乾燥肌の方は洗顔だけでも潤いを奪ってしまいがちです。

とはいえ洗顔をしないということではありません。

顔の余分な皮脂や汚れはしっかり落とし保湿も欠かさない洗顔料がおすすめです。

また、洗顔後の保湿も欠かさないようにしましょう。


【敏感肌】

乾燥やアレルギーなどによって敏感肌になってしまうことが多いので、刺激の少ない洗顔料を選ぶのがおすすめです。

過度な摩擦は敏感肌を悪化させてしまうので、洗顔料の種類は泡タイプで顔に泡だけで洗えるような洗顔フォームが良いでしょう。

敏感肌は保湿効果の高いものや刺激の強い添加物を避け、泡残りしないように心がけることが大切です。


正しい洗顔方法


1.少し冷たいと思うくらいのぬるま湯で顔を洗います。

熱めのぬるま湯では必要な皮脂まで落としてしまうため、乾燥の原因となってしまいます。


2.洗顔を手に取り、しっかりと泡が出来るように泡立てます。


3.泡をTゾーンから乗せていき、最後にUゾーンに乗せます。

最初に泡をおいた場所は泡が長く残るので、皮脂の吸着力を考えて順番に泡を乗せていきます。


4.泡で優しく顔を包みながら洗顔をしていきます。

肌に負担をかけるようなゴシゴシ洗いは絶対にいけません。


5.少し冷たいぬるま湯でしっかりと洗い流します。

泡残りが内容にぬるま湯をたっぷりと使って洗顔しましょう。


6.なるべく早く保湿をします。

洗顔後からの乾燥は早いので、タオルで優しく拭いたらすぐ保湿しましょう。


正しい洗顔によって次に使う化粧水や美容液の浸透力も大きく変わってくるので、洗顔料を選ぶときも自分の肌とよく照らし合わせて選ぶことが大切ですね。

毎日欠かさずに行う洗顔だからこそ、今使っている洗顔料が自分自身にとってベストな洗顔料か見直してみましょう。